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平安BLUES 平らけく安らけくVol.1 「ブルースブーム誕生

2023/6/13 (Tue) 京都 KI-YAN夷川スタジオ  OPEN 18:00 START 18:30

1960年代から現在に至るまで京都・百万遍周辺で起こってきたカルチャー・レボルーション。

音楽、映画、芝居、舞踏などの動きを「記憶と声」を通して記録するプロジェクト第一弾。

トーク&ライブ「ブルースブーム誕生」決定!

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全世界的なスチューデント・パワーが爆発した1960年代。その中心となったのが京都大学です。

社会運動、政治活動などに急速に広がったのち、71年の成田闘争の最中に開催された「三里塚 幻野祭」を受け、72年に京大農学部グラウンドでも「幻野祭」が行われ、ロックコンサートとともに、三里塚の野火と京都の大文字の送り火を繋ぐパフォーマンスが行われるなど、そのパワーは文化運動として現在まで継続されてきました。その中で独立した運 営を守っている西部講堂周辺の動きは、多くの大学を抱えていた京都という街で大きくうねりました。


今回の「平安ブルース」では京都大学のある百万遍周辺で起きてきた営みの中でも1970年代前半に京都独自のミュージック・シーンを創出したKI-YAN(木村英輝)が京大西部講 堂で隔週土曜日に行った「MOJO WEST」とライブハウスを駆け抜けたミュージック・シーンとの関係を探るタイムトラベルに挑みます。

 

Vol.1は京都ブルース・シーンの立役者、元ウエストロード・ブルースバンド、現在はブルーズ・ザ・ブッチャーの永井“ホトケ”隆を迎え、 KI-YANとのトークを通して当時の記憶を手繰り寄せ、ブルースブーム誕生に迫ります。

平安BLUES 平らけく安らけくVol.1 「ブルースブーム誕生」

OPEN 18:00 START 18:30 / 入場料 : 2,000 円

チケット取扱い : e+ (イープラス)

Talk & miniLive KI-YAN(木村英輝) / 永井“ホトケ”隆​  案内人:古賀正恭

O.A.: Daisuke Tadokoro (Piano) + Misaki Nakamichi (Drums)

Ki-Yan(木村英輝)

1942年大阪府泉大津市生まれ。京都市立美術大学図案科卒業後、同大講師を務める。日本のロック黎明期に、オルガナイザーとして数々の伝説的イベントをプロデュース。1967年、山形不可止など同大卒業生たちに呼びかけて広告企画会社 RR (Representative Result·演出効果)を設立。

1970年、故·高瀬泰司(タイちゃん)の誘いから京都大学·西部講堂でロックコンサート MOJO WEST のオルガナイザーとしてロックムーヴメントをおこす。MOJO WEST は当時の若者文化に影響を与えたカウンターカルチャーとして今なお語り継がれる。映画、演劇などの集いの場だった西部講堂が、MOJOWEST 開催によってロックとブルースの殿堂へと展開していく。 1972年、奇人といわれた超天才ロックアーティスト·ザッパの京大西部講堂での公演をプロデュース。プロモーションの一つとして東山·如意ヶ獄の大文字にザッパの「Z」を仲間8人と懐中電灯で点灯。還暦より絵師に。手がけた壁画は国内外で200カ所を超える。ロックと共に歩んできた半生は躍動感あふれる画面にもあらわれる。 アトリエでカンバスに向かうのではなく、「ライブ」な街に絵を描きたい。 究極のアマチュアリズムを標榜する異色の絵師。2022年、《-Ki-Yan Collection- B&B Italia Tokyo 》 開催。作品集に『生きる儘』『無我夢中』『LIVE』など。

永井"ホトケ"隆

1950年三重県出身。

同志社大学在学中1971年にウエストロード・ブルースバンドを結成。

74年頃からの関西ブルースブームの中心的存在として活躍。

京大西部講堂で開催された大晦日の「ファーストラスト・コンサート」農学部グラウンドでの「三里塚支援コンサート」などに出演。

75年1stアルバム"Blues Power"リリース 初の全国ツアー開始。

76年2ndアルバムリリース後コンピレーションアルバムがアメリカのアイランドレコードからアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスでリリース。ロサンゼルスにてDJ.ウルフマン・ジャックのラジオショーに出演。77年ウエストロード・ブルースバンド解散から今日に至るまでブルースに関わり続け演奏活動を続ける傍らエッセイ本3冊、ギター教則本などを上梓。毎日放送ラジオ、神戸KissFMなどでDJを経て現在はFM「Blues Power」のDJを担当。またブルース&ソウルレコード誌でエッセイを連載中。東急オーチャードホールでの「ブルーズヒストリー」のイベントはじめコンサート・プロデュースなども担当。そして自らのバンド「ブルーズ・ザ・ブッチャー」は結成15年を迎え新しいアルバムを6/21にリリース予定!

Daisuke Tadokoro

1980年生まれ。田所大輔は幼少のころより大津市の住宅街のピアノ教室でピアノ演奏を始め、小学4年生のとき即興曲の作曲を行った。青年期でのバンド音楽やDJ活動などを通じていくつかの音楽を吸収し、現在は自主映画や舞踏、現代美術などとのコラボレーションを通じたポストクラシカルピアノ音楽とオルガンなどを用いたエレクトロアコースティック作曲宅録を主としている。自身がオーガナイザーとしてのイベント企画も精力的に行っている。舞踏・大駱駝艦の京都公演(京大西部講堂、2014年)の際にできた楽曲である、実験音楽家テーリ・テムリッツとの共作tragic selector名義のA Dialogue with Gravityが海外のコンピレーションアルバムや映像作品に複数回収録されている。2021年、NY/Berlinを拠点とする音楽ユニットSoundwalk Collectiveが製作したサウンドトラックのゲストピアノ即興演奏で、ベネチア建築ビエンナーレ・レバノン館(Hala Warde / A roof of silence)のインスタレーションに参加した。

Misaki Nakamichi

10歳よりドラムを始める。高校生の時に自身のバンドで、横濱Jazz Promenadeジャズコンペティション2010にてバンドでグランプリ受賞、個人でベストプレイヤー賞を受賞。同年、金沢Jazz Streetコンペティションにてグランプリを受賞。その後、バークリー音楽大学より全額奨学金を受け、渡米。世界の一流アーティストから音楽教育を受ける。アメリカではYamaha Young Performing Artists Jazz Winner受賞や、Betty Carter’s Jazz Aheadに抜擢される。また、女性ドラマーのコンペティションHit Like A GirlにおいてJapan Championを受賞。2021年、バークリー音楽大学の大学院を首席で卒業。現在は日本を拠点にマルチドラマーとして精力的に活動中。YouTubeでは自身の「Misakibeatチャンネル」で好評を得ている。

Ki-Yan 夷川スタジオ (御所南小学校南側、富小路通り夷川通り交差点ヤマト宅急便西向4F)

〒604-0964 京都市中京区鍛冶屋町366

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